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Two hats

Design + technologies

illustratorでUIデザイン:positionとleft, topの違い

座標をいじるようなスクリプトを作成していると、たまに予測不可能な挙動をするときがあります。今まではあまり深く探ってきませんでしたが、良い機会なので調べてみることにしました。

オブジェクトの座標を示す2種類のプロパティ

ある程度スクリプトをいじったことがあるひとであればわかると思いますが、オブジェクトの座標を指定するときには「.position」のプロパティに代入します。ただ、他にも「.left、.top」というプロパティがありつい最近まで同じもの指すのだろうと考えていました。

ところが、座標系の問題があるので色々と調べてみたら、どうやら上記の2種類は違う座標を示しているという重大な発見をしました。



例えば下図のような線の太さ10pxのオブジェクトを作ったとします。
f:id:two-hats:20150411011455p:plain

スクリプトでこのオブジェクトの.left、.top、.positionの数値を見てみてください。
.positionは線幅などを含まない純粋なパスの座標(青色のパス)の左上を指すのに対し、.left、.topは線幅やドロップシャドウのようなアピアランス効果まで含んだ大きさになっています。

以前調査したvisibleBoundsとgeometricBoundsとも比べてみると次のような関係があることが分かりました。
f:id:two-hats:20150411012037p:plain


left、topはvisibleBoundsと同じ座標を指し、positionはgeometricBoundsと同じ座標を指します。LeftとRightはアピアランスや線幅によって座標位置が変わるなど色々と不都合がおおいので、.positionを使って位置を指定してあげたほうが良さそうです。