簿記の独学にはコレ!スタディングを使って資格取得

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お題「#おうち時間

みなさん、おうち時間有効活用していますか? 家にいてもやることがない・・・そんな嘆く前に有効活用する方法を見つけてみましょう。 この際、資格の試験勉強をしてみるのはいかがでしょうか? 簿記はビジネスを行う上でとても重要となる知識ですが、会計に関わらない方は意外と持っていなかったりしますよね。

ただ、このような状況なのでスクールに通うのも難しいし・・・となればオンライン講座です。

今回は話題のスタディングというWebでもアプリでも受講可能な格安のオンライン講座を受講してみたので、そのレビューとお勧めの学習方法をお伝えします。

スタディングのメリット

受講料が安い

まず一番大きいのが費用面です。資格取得の有名スクールの簿記2級コース(Web通信)と比較しても費用は3〜4分の1におさえることができます。どこを選んでも最終的には合格してしまえば良いので、まずは価格の安いところから無料体験はじめてみるのが良いと思います。

資格の大原 資格の学校 TAC スタディング
2級合格コース(Web通信) 2級合格本科生(Web通信講座) 簿記2級合格コース
¥66,000 ¥83,000 ¥17,980

動画が理解しやすい

各講座は動画内で講師が解説しています。例えば原価計算の賃金ですが、材料や製造間接費と考え方・計算の仕方が違うため、テキストで勉強していたときは初めは戸惑いました。スタディングの動画ではこのようにイメージを使って概念を説明してくれるので、月間の計算期間が理解しやすかったです。 f:id:two-hats:20200516001821p:plain 音声のみもありますが、数字の流れなどをイメージする必要があるため動画の方が良いです。

アプリでどこでも、ながら勉強ができる

動画の講座や演習問題など同じものがWebだけでなくアプリの方でも閲覧できます。動画は端末にダウンロードできるので通勤・通学中でも通信量を気にせずどこでも学習できるのがメリットですね。受講状況もWebとリンクしているので、家ではPC、通勤・通学中はアプリと切り分けることが用意です。

スタディングのデメリット

例題が解きにくい

Web・アプリに特化しているため、演習問題が解きにくいと感じました。簿記はルールに則って下書き計算を進めて最終的な解を見出しますが、問題の方法はプルダウンなどのWebフォームのため、もちろん下書きを行う機能はありません。簡単な仕分けであればWebフォームでも問題ありませんが、複雑な計算を行う場合は手書き必須だと思います。

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回答の解説がやや不親切

答えの解説もですが、具体的にどのように解いていけば良いかを手取り足取り解説してくれるわけではありません。解説部分にある数字の意味は自分で調べて理解する必要があるので、自分が理解できていないところは苦労します。

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おすすめの活用方法

このように、スタディングの講座は説明が分かりやすい反面、問題を解く・解説してもらうという面ではやや不利な部分もあります。 そこで私がお勧めしたいのが、「市販のテキスト・問題集と併用する」ことです。

例えばですが、学校の授業って先生が黒板の前で教えてくれるのと同時に、教科書やドリルを使って勉強(予習・復習)していきますよね。 市販のテキスト・問題集が教科書やドリルだとすると、スタディングは先生が説明してくれるという役割に該当するものだと思います。

市販のテキスト・問題集だけの独学では理解できないところはおざなりにされがちです。そのため、”一度独学で簿記に挑戦してみたけど不合格だった。簿記の講座を受けようかどうか迷っている”という方が、独学の補足として利用するのが効果的だと思います

市販のテキスト・問題集と内容共通しているの???と疑問に思われる方もいると思います。確かに完全に説明が一致しているとは言えません。ただ、簿記の学習は既に体型的にまとまっており、本もスタディングも進め方はほぼ同じなので、あまり気にならないかなと個人的に思います。

例えばですが、有名な簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記をの目次は次のようになっています。

  1. 工業簿記とは
  2. 材料費
  3. 労務
  4. 経費
  5. 製造間接費
  6. 鑑定記入と財務諸表
  7. 製造間接費の部門別計算
  8. 個別原価計算
  9. 総合原価計算
  10. 総合原価計算の種類(工程別・組別・等級別)
  11. 標準原価計算
  12. 直接原価計算
  13. 本社工場会計

対して、スタディングの工業簿記の学習フローは下記のようになっています。

  1. 工業簿記の基礎知識
  2. 費目別計算(材料)
  3. 費目別計算(労務費)
  4. 費目別計算(経費)
  5. 費目別計算(製造間接費)
  6. 部門別計算
  7. 個別原価計算
  8. 総合原価計算
  9. 製品別計算(工程別総合原価計算
  10. 標準原価計算
  11. 直接原価計算
  12. 本社工場会計

どうでしょう?結構似ていますよね。 スタディングは費用が安い上に、合格お祝い金制度(Amazonギフト券もあるのでチャレンジしてみるのにはちょうど良いですね。

テキスト・問題集はこちらをお勧めします。