DIY:ウォールペイントでプチリフォーム

新しい年が始まったので心機一転のため書き初めならぬ壁の「塗り初め」を行いました。ウォールペイントのHow toについてブログにまとめようと思います。

今回施工する面はリビングの一面です。標準の白めの壁紙のままだと少し寂しさがありますね。 f:id:two-hats:20160103221344j:plain

準備

次のものを用意します。ほとんどホームセンターで用意できます。100円ショップでも同じようなものが売っていますが、ローラーやマスキングテープなどは仕上がりに影響する可能性があるで出来るだけ信頼のあるブランドが作っているしっかりした道具を選んだ方が無難です。ホームセンターのものであれば問題ありません。 f:id:two-hats:20160103221358j:plain

  1. ペイント用バケツ
  2. ペンキ(だいたい5㎡で1缶)
  3. マスカー
  4. マスキングテープ
  5. コーキング材(元の壁紙の色とあっているもの)
  6. ハケ
  7. ローラー芯
  8. ペイントローラー
  9. 脚立(なければ、ローラーを伸ばすアタッチメント)

ペンキの選び方

ペンキはウォールペイント専門店で取り扱っているものがおすすめです。色も豊富で塗りムラも出ません。有名なのは下記の3店です。

ベンジャミンムーア

オンラインだとここで買えます。

ウォールデコレーションストア

カラーワークス

オンラインはこちらです。

カラーワークス

ポーターズペイント

店舗に出向くとショールームがあり色のサンプルが置いてあります。その場のフィーリングで決めてしまっても良いですが、色のサンプルやカタログを数点持ち帰り、施工する面に当ててみて比較検討したほうが手間でも失敗することが少なくなるのでおすすめです。お店で見ていい色だなと思っても、部屋の照明や他の壁・床の色などに影響されるので、塗ってみて「あれ?こんな色だったっけ?」と悩むハメになってましまう事があります。 (実際、私自身が経験済みですf^_^;)

また、ペンキには艶がだいたい3種類あります。

  • マット・・・艶なしで上品な風合い。若干汚れに弱い。
  • エッグシェル・・・若干の艶あり。汚れも水拭きで落とすことが可。
  • セミグロス・・・より光沢のあるもの。中性洗剤も可。

リビングなどに使う場合、ほとんどマットで大丈夫だと思います。ツヤなしの上品で落ち着いた風合いになります。水の飛び跳ねが心配な場所はエッグシェルなどを検討してみても良いと思います。

養生

まず、塗る面の4辺にマスキングテープを貼ります。マスカーは粘着力が強い場合があり幅木などの塗装が剥がれてしまう可能性があるので、粘着力の弱いマスキングテープでカバーします。 f:id:two-hats:20160103221537j:plain

次に、マスキングテープの上からマスカーを貼ります。 f:id:two-hats:20160103221549j:plain

マスキングテープとマスカーは隙間ができないようしっかり貼ります。特に角のあたりは浮きやすいのでしっかり貼ってあるか必ず確認します。全部貼るとこのような感じになります。 f:id:two-hats:20160103221603j:plain

隅にコーキング材を塗る

壁紙はわずかに凹凸のある表面のため、隅をマスキングテープだけで処理すると凸凹にペンキが入り込み、養生をはがした際に綺麗な直線にならないことがあります。そのため、四隅にコーキング剤を塗ってキレイに伸ばしておくと表面に凹凸が消えキレイな直線にすることができます。

コーキング剤を付け、ウェスか指で伸ばします。余分なコーキング剤はウェスで丁寧に拭き取ります。 f:id:two-hats:20160103221638j:plain

隅を塗る

バケツにペンキを缶の1/3ほど入れます。 f:id:two-hats:20160103221650j:plain

4隅に塗り残しが出ないよう、一番最初にハケで隅を塗ります。 f:id:two-hats:20160103221702j:plain

ローラーで全面を塗る

次にローラーを使って塗り始めます。バケツのペンキに浸してから網の部分で余分なペンキを落とし、垂れないようにします。

ペンキは上から塗り始めます。 f:id:two-hats:20160103221716j:plain (汚れてもよい服装に着替えたためみすぼらしい姿ですみません^^;)

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1度目が塗り終わってから1時間ぐらい乾燥させ、その後2度目を塗ります。

養生を剥がす

2度目を塗り終わったら終わったらすぐに養生を剥がします。そのようにしないとコーキング材が乾いて硬化しまい、剥がすときに4隅がビリビリと破れたようになってしまう可能性があります。

完成

2度目が塗り終わったら完成です。乾燥してくるにつれ色見本で見ていた色に近づいていきます。ベンジャミンムーアがしっかりと硬化するのは2度塗が終わってから24時間らしいです。 f:id:two-hats:20160103221749j:plain

所用時間は3〜4時間ぐらいでした。養生に手こずってしまいましたが、ペンキを塗るのはスムーズに進みました。ちなみに今回で3回目です。

今回は3歳になる娘にもちょっと手伝ってもらいました。娘が塗るのをドキドキハラハラしながら見ていましたが、慎重に行っていたので結果的に上手に塗ってくれたと思います。 f:id:two-hats:20160103221808j:plain

特殊ペンキ

今回は普通のペンキを使用しましたが、最近はマグネットがくっつく壁や黒板のようにチョークで書いて消せるペイントなど色々な機能を持ったペンキも販売されています。子供部屋やリビングなどに塗って落書きや伝言板として使ってみても面白いと思います。

マグネットペイント

黒板ペイント

ホワイトボードペイント

壁・机・テーブル! 塗った面がホワイトボードに! EQ PAINTセット

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今回で3回目なので慣れというのもあるかもしれませんが、ウォールペイントは想像しているよりも難しくありません。 もう年末は終わってしまいましたが、大掃除のついでや、家族イベントの一つとしてウォールペイントに挑戦してみてはいかがでしょうか。