TesselのWifi設定
突然ですが、最近Javascriptでプログラムできるマイコン「Tessel」で遊んでいます。
このマイコンのメリットは
- Javascriptで開発できる
- node.jsをサポートしていて、使い方もnode.jsライク。
- Wifiモジュール標準搭載
- Tesselに直接指すだけで使える様々なパーツ(センサやサーボなど)が用意されている
なのでWeb系の勉強しかしてこなかったけど、実は電子工作もやってみたい人にはうってつけのものかと思います。
TesselをWebサーバーにすることとかめっちゃ簡単に行えます。
スマホ用の外部バッテリーでも動作するので、Webを介したイノベーティブな何かを作るのに挑戦するのもグッと座敷が下がった気がします。
Technical Machine
日本ではスイッチサイエンスで注文できます。
ニュース見たら12/4発売なのに、12/1には発送してもらっていたような・・・
Tessel メインボード - スイッチサイエンス
チュートリアルページは日本語も用意されています。めっちゃ親切ですね!
Tesselのインストール
チュートリアルの通りに進められるので余裕!なんて思っていたら、Wifiの項のところでWifiに接続できるのにプログラム実行したら接続が切られてしまうとう現象がおきました・・・。
色々と調べてみたところ、Tesselに使われているWifiモジュール「CC3300」の仕様によって引き起こされているようでした。
この「CC3300」は 802.11b/gにしか対応していません。更にチャネルは1〜11までです。
我が家ではWifiルーター「Aterm WG1800HP」を使っていて、11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯)に対応しています。
5GHz帯と2.4GHz帯でそれぞれSSIDが割り振ってあるので、単純に2.4GHzのSSIDに接続すればよいのかと思って今のですがそうでもなかったようです。
色々試してみて下記のように設定したが無事Wifiで通信できるようになりました。
- Wifiの設定画面を表示して「Wifi詳細設定(2.4GHz)」を開く。
- デュアルチャネル機能を「使用しない」に設定する。
- オートチャネルセレクト機能のチェックを外す。
- 使用チャネルを1〜11の間で設定する。
この設定にし、改めてWifiのプログラムを実行したら無事動きました。
Wifiルーターによって設定する項目は違うと思いますが、「802.11b/g」と「チャネル1〜11」をキーワードに設定を色々と変えると通信できるようになるのではないでしょうか。
※Tessel買ってからIntelのEdisonがあることを知りました。こちらもnode.jsをサポートしているようです。Edisonでも良かったかな・・・