認知心理学からのデザイン
GUIデザインを行う上で、基本的なUIのガイドラインに沿うことはデザイナーの間では暗黙の了解となっています。ですが、従来のGUIガイドラインはPCや単なるタッチパネル操作の端末を想定していたもので、マルチタッチパネルを採用したスマートフォン・タブレットなどにはマッチしない部分も少なからずあると思います。
また、アプリそのものやGUIの改善点を見つける方法としてVoC(Voice of Customer)を集め、そのまま改善点として修正してしまうことがあります。ですが、そこで集められた意見は個人それぞれの感じ方ですし、内容によっては「本当にその修正してしまって大丈夫なの?」という疑問が少なからずありました。
そこで別のアプローチとして、認知心理学から人間の仕組みを理解することで今後のデザイン活動に役立つのではと思い、インターフェースに関する心理学の本(下記2冊)を読むことにしました。
1.インタフェースデザインの心理学
ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
この書籍は、インターフェースに関する心理学の事象を100個にまとめ、それぞれの中で原理とインターフェースにどう適用するのかが書かれています。
日本語に翻訳されたものは¥2,940ですが、こちらの原書(英語)は米AmazonのKindle版で・・・
$10,80 ≒ 850円!!
で売ってます。Kindle版だとiPhoneでも見れるので、いつでもどこでも好きなときに見れ、英語の勉強にもなるのでKindle版を購入したほうがお得ですね!
2.Designing with the mind in mind
こちらも先ほど紹介した本とコンセプトはだいたい同じです。認知心理学の中でインターフェースデザインに役立ちそうな事象を紹介しています。この本は日本語に翻訳されたものは出版されていません。
ちなみに、この書籍もAmazon(日本)で買うと¥3,696のようですが、Kindle版だと$28 ≒ ¥2,200になります。あーKindle Fire(日本)バージョンがほしーなー!
今後、読んでいて気になった点、覚えておくべきポイントなどを掲載していきます。