住宅購入は怖くない -1.家計簿をつける-
住宅を購入するときに気がかりになることは沢山ありますよね。しかも、一生に何度も買い換えるものではないので初めはどう選べばいいかわからないもの。
私は最初は住宅購入に否定的な意見でした。賃貸の方が身軽だし東日本大震災のときのように家が被害にあっても借金が残るわけではないし・・・
でも、子供を育てていく上で今の賃貸が手狭になり、広い所へ引っ越そうにも賃貸だと月額が高いし・・・といろいろ悩んで購入を検討することにしました。
検討し始めた当時、下記のようなことで悩んでいたと思います。
- 自分の年収からすると、住宅の価格はどのぐらいが適正なのか
- 生活費はどのぐらいかかるのか。
- 教育費はどのぐらいかかるのか。
- 老後の生活はどのように生計をたてたらよいのか。
- 生活費を考えた上で住宅ローンはキチンと払っていけるのだろうか。
つまり生活(人生)設計ができていなかったので、高額な買い物をしてよいものかどうか分からずビビっていたのだと思います。
不動産会社が進めてくれる無料FP相談にお願いしたこともありますが、試算してくれた結果の表だけみてもその数字で安心して良いのか分からず、更に時間の半分以上は保険の勧誘だったりするのであまり参考になりませんでした。
で、結局自分で1から調べることにしました。ある程度方針が見えてきたのでここで纏めてみようと思います。
1.家計簿をつける
まずは現状いくら使っているのか把握することが大事です。
でも家計簿ってめんどくさそうって思いますよね。レシートとっておいて後でエクセルに記入して・・・毎日行うと思うとゾッとします。
ただ、最近はスマホを使った家計簿アプリが沢山でているのでそちらを活用すると苦にならず家計簿をつけていけます。オススメは下記のアプリです。
このアプリでは①項目を指定して②金額入力だけです。
1画面に纏まっているのですぐ入力できます。
私はお店でレシートを貰わずその場でこのアプリを立ち上げて入力しています。
だいたい支払ってからお釣りもらうまでにタイムラグがあるので、その間を利用して入力しているので特に面倒だと感じたことはありません。
ちなみにレシートを撮影して読み取る方式のものもありますが、現状の技術だと正しく読み取らないことが結構多く結局手入力することになり思ったより手間がかかってしまいます。
それに家計簿で知りたいのはレシートの明細よりも総額いくら使っているのかだけで十分ですね。
家計簿は月末締めにしているので、月末後このアプリに記入した内容とクレジットカードの使用履歴をもとにエクセルで管理しています。
そのためできるだけ銀行口座からの引き落としは行わずクレジットカードで決済しています。銀行の口座も併せて確認しなければならない仕組みにするとあとで面倒だと思うので・・・
私はエクセルでは1年の収支が一覧できるような形にしています。
お子さんのいる家庭では学校に入ったタイミングで経常的な収支がかわることがあるので年度ごとにしておくと便利です。
また、「貯蓄は支出か?」と思われた方もいると思いますが、あくまで月々のお金の流れを知りたかったのでそうしました。
私が活用しているエクセルのテンプレートを作成しました。
項目名は自分たちの好きなように追加・修正していただいて良いと思いますが、おカネレコと同じにしておくと集計が楽になります。
家計簿テンプレートのダウンロード
最後に、家計簿続けるコツは、
- 購入したらすぐ記入すること。
- 項目や金額がちょっと間違っていても気にしない。
ですね。ざっくりとした総額が分かれば十分です。
次は「キャッシュ・フロー表をつくる」について書きたいと思います。