DIYでエコカラット(3):貼り付け編
今回は実際に貼り付ける作業を解説しようと思います。私は下記の条件で作業していますので、試される場合はご自身の環境を確認し施工マニュアルに沿って作業してください。
- エコカラットはグラナスハルト
- 壁紙がビニール or 布系
- 施工面は石膏ボード
壁紙がオレフィン系のものは剥がす必要があるので注意してください。また、初めての場合はできればベニヤ板のような捨ててもよい板を用意し、少し練習してみることをお勧めします。
楽省スペーサーの準備
グラナスハルトはレンガのように1枚1枚貼り付けていきます。更に仕様としてタイルの間隔は1mm程度開けておくと書いています。ぴったりくっつけて貼っても問題のかもしれませんが、目地のような隙間が空いている方が断然かっこいいと思います。
間隔を調整する器具として「楽省スペーサー」というものがあります。この厚さは0.3mmなので3枚重ねてマスキングテープで固定し、約1mm厚にしておきます。
Javascript:Unicodeでエンコードされた2バイト文字を元に戻す
主にExtendScriptでしか活用できないと思いますが、JSで日本語などの2バイト文字をtoSource()するとUnicodeに変換されてしまいます。例えば「あ」は「\u3042」と表示されます。
このままでは使いにく場面があるので、元の2バイト文字に戻すコードを作成しました。replace以下のコードです。
var japanese = "ひらがなABCDカタカナ01234漢字"; var encoded = japanese.toSource(); alert(encoded); //→ (new String("\u3072\u3089\u304C\u306AABCD\u30AB\u30BF\u30AB\u30CA01234\u6F22\u5B57")) var decoded = encoded.replace(/(\\u)([0-9A-F]{4})/g, function(match,p1,p2){ return String.fromCharCode(parseInt(p2, 16)); }); alert(decoded); //→ (new String("ひらがなABCDカタカナ01234漢字"))
素早く画像書き出しできるillustrator向けスクリプト
12/11追記・・・JPEG書き出し追加とファイル名の拡張子が重なる場合のバグを修正しました。
9/10追記・・・保存先指定と、オブジェクト名からファイル名を付ける機能を追加しました
以前、画像切り出し用のスクリプトを作成しましたが、スクリプトの宿命というか実行するたびに「ファイル>スクリプト>何々スクリプト」という操作の手間があってビミョーに使いにくい操作性になっていました。
なんとかもっと簡単に書き出しできるようにならないか・・・と色々と調べていくうちに、スクリプトだけでもExtensionのような常駐型のウィンドウで作れるということが分かり、これを使ってより使いやすいスクリプトとして作り直しました。
このスクリプトのコンセプトは「とにかく、手間なく素早く書き出す!!」です。設定や書き出す前の下準備などは最小限に抑え、ワンクリックで書き出せる!ぐらいの気持ちで設計しました。UIもかなりシンプルにしたつもりです。ただ、実際のUIデザインの現場ではあったほうがいいよな~という機能も幾つかあるので、そちらはオプションという形で用意しました。
使用感はこのような感じです。
インストール
こちらからダウンロード後、「quick-exporter.jsx」と「img」フォルダをスクリプトフォルダに入れ、イラストレーターを起動し直してください。
www.dropbox.com
Githubでも公開しました。
github.com
Amazonギフトカンパ!
このブログでは私が作成した様々なスクリプトは全て無料で利用できます。illustratorをより便利に使ってもらえたら嬉しいと思いながら作成しています。
もしよければ少額カンパいただけると、新しいスクリプトを作るモチベーションにつながります!
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